スピン偏極した超流動フェルミ気体の強結合領域における繰り込み群解析
日時: | 2007/12/18 火 16:30-18:00 |
講師: | 高橋 剛 氏 慶應義塾大学 |
題目: | スピン偏極した超流動フェルミ気体の強結合領域における繰り込み群解析 |
場所: | 55N -02-応物・物理会議室 |
近年原子気体の物性を支配する重要なパラメータは実験的に高い操作性を持つようになり、幅広いパラメータ領域での精密な研究が可能になってきた。引力相互作用のフェルミ気体超流動におけるBCS-BECクロスオーバーもそのひとつである。
我々は特にクロスオーバーの強結合領域でスピン偏極したフェルミ原子気体に着目した。この領域では気体はクーパー対サイズが非常に小さくなった分子ボソンと、対を形成せずに余ったフェルミオンの混合状態になり、有効的にボース-フェルミ混合状態で表せる。
このフェルミ気体のスピン偏極は実験的にも実現されており、更にボース-フェルミ混合状態で実現する新しい物理現象は現在理論的にも実験的にもホットな話題である。
我々はこの強結合領域の気体を有効的にボース-フェルミ混合状態と扱い、繰り込み群理論による解析を行った。そして得られた繰り込み群方程式を用い、多体効果を含んだ化学ポテンシャルや相互作用について数値計算を行い、更にBEC転移点近くのそれらの温度依存性についての妥当性を示すために多体T-行列近似による解析と比較した。
今回はそれらについての結果について述べ、ボソンにフェルミオンが混ざることによりBEC転移温度が僅かにシフトすることについても触れる。
我々は特にクロスオーバーの強結合領域でスピン偏極したフェルミ原子気体に着目した。この領域では気体はクーパー対サイズが非常に小さくなった分子ボソンと、対を形成せずに余ったフェルミオンの混合状態になり、有効的にボース-フェルミ混合状態で表せる。
このフェルミ気体のスピン偏極は実験的にも実現されており、更にボース-フェルミ混合状態で実現する新しい物理現象は現在理論的にも実験的にもホットな話題である。
我々はこの強結合領域の気体を有効的にボース-フェルミ混合状態と扱い、繰り込み群理論による解析を行った。そして得られた繰り込み群方程式を用い、多体効果を含んだ化学ポテンシャルや相互作用について数値計算を行い、更にBEC転移点近くのそれらの温度依存性についての妥当性を示すために多体T-行列近似による解析と比較した。
今回はそれらについての結果について述べ、ボソンにフェルミオンが混ざることによりBEC転移温度が僅かにシフトすることについても触れる。
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