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超伝導磁束量子ビットの操作と読み出し

日時: 2004/05/18 火 16:30-18:00
講師: 仙場 浩一 氏 NTT 物性科学基礎研究所
題目: 超伝導磁束量子ビットの操作と読み出し
場所: 55N-02-応物・物理会議室
量子ビット研究の流れは、原子1個へアクセスするか,人工的な原子を作って,その安定度を高めるか,大きく2つの方向があります.巨視的量子状態でできた人工原子(超伝導量子ビット)は,まだ誕生したばかりで,ほんの数年の歴史しかありません.NTT物性科学基礎研究所では,超伝導永久電流の重ね合わせ状態で実現された磁束量子ビットについて,単一回状態読み出しに成功しました.超伝導状態を利用した量子ビットのメリット、実験の概要(単一回読み出し、多光子吸収過程、ラビ振動を用いた回転ゲートの可能性)、今後の課題などを紹介します.

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